大分市議会 2022-03-23
令和 4年建設常任委員会( 3月23日)
○
田島委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、議第14
号令和3年度大分市
一般会計補正予算第7号、第1条
歳入歳出予算の補正、歳出第8
款土木費のうち
土木建築部所管分及び第11
款災害復旧費の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
安東土木管理課長
〔
説明書⑤26ページ~ 第8
款土木費のうち
土木建築部所管分について説明〕
○
田島委員長
ただいま
執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、第2条
繰越明許費の補正第2表中、1追加、第8
款土木費のうち
土木建築部所管分及び第11
款災害復旧費、2変更、第8
款土木費の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
安東土木管理課長
〔
予算書④4ページ
~ 繰越明許費の補正について説明〕
○
田島委員長
ただいま
執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。
続いて、
一般議案の議第41
号市道路線の認定について審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
安東土木管理課長
議案書の議41の1ページを御覧ください。
今回認定いたしたい
市道路線は、二又町二丁目1号線ほか1路線でございます。表には
路線名、起点及び終点を記載しております。
議41の2ページを御覧ください。
市道二又町二丁目1号線は、
開発行為の帰属に伴い認定するものでございます。
袋状道路でございますが、
認定基準を満たしております。
次に、議41の3ページを御覧ください。
市道横尾38号線は、
開発行為の帰属に伴い認定するものでございます。
袋状道路でございますが、
市道認定基準を満たしております。
今回の認定によりまして、
市道路線は7,933本から2路線増えまして合計7,935本となり、総延長は2,480キロメートルと551メートルとなります。
○
田島委員長
ただいま
執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第42号、
損害賠償の額の決定並びに示談について審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
安東土木管理課長
議案書の議42の1ページを御覧ください。
本議案は、令和3年10月2日に大分市
大字杉原の
市道中戸次吉野線において発生した
車両損傷事故に係るものでございます。
今回
相手方と仮示談を取り交わしたことから、
損害賠償額の決定と示談についての御承認をいただきたく本案を提出するものでございます。
まず、1、賠償の
相手方は、
議案書に記載のとおりでございます。
2、
賠償金額は176万7,865円でございます。
事故の概要といたしましては、令和3年10月2日の午後7時15分頃、大分市
大字杉原1,313番5地先の
市道中戸次吉野線上において、本市が管理している
同市道ののり面約4メートル上方にあった樹木が根腐れを起こし、
相手方の
普通乗用車が
当該市道上を走行していた際に倒れて落下したことにより車両を損傷したものでございます。なお、落下した樹木の大きさは、大きい部分で直径30センチメートル、長さ約15メートルでございます。
このたび本市が提示した
賠償額を
相手方が了承されたことから、仮示談に至ったところでございます。
次に、
賠償金額の内訳でございますが、修理に係る
車両損害額が176万7,865円でございます。
過失割合については、本市の
過失割合が10割で協議が調っておりますので、大分市の
損害賠償額といたしましては176万7,865円でございます。
事故の原因といたしましては、樹木の寿命または病害虫などによる樹木の根の損傷により、倒木が発生したものと思われます。
事故後の対策といたしましては、当該路線はもちろんのこと、周辺の
市道路線もパトロールを行いましたが、危険な樹木等はありませんでした。今後は危険性がある樹木を発見した場合は、応急処置や伐採など行ってまいりたいと考えております。
○
田島委員長
ただいま
執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
以上で、当
委員会に付託されました
土木建築部所管分の審査は終了いたしました。
ここで、申出により
執行部から報告を受けたいと思います。
まず、
日豊本線高城駅・大在駅
自由通路整備事業について報告を受けたいと思います。
○分
藤土木建築部次長兼
道路建設課長
資料1を御覧ください。
資料左側にJR高城駅自由通路、右側にJR大在駅自由通路、また、工事着手前及び令和4年3月16日時点の状況写真を掲載しております。
本事業は、高齢者、障害者などの移動等の円滑化の促進に関する法律の基本方針に基づき、九州旅客鉄道株式会社が行う鉄道駅のバリアフリー化に併せて、JR高城駅及びJR大在駅の南北をつないでいる大分市が管理する自由通路をバリアフリー化のため整備するものでございます。
JR高城駅自由通路整備工事は令和元年第4回定例会において、また、JR大在駅自由通路整備工事は令和2年第1回定例会において、九州旅客鉄道株式会社と工事委託契約を行うことを御承認いただき、両整備工事とも契約工期は令和4年3月31日までとなっております。
JR高城駅自由通路の主な工事概要につきましては、自由通路新設延長26.3メートル、エレベーター設置2基、既設自由通路撤去などであり、協定金額は5億9,158万8,000円であります。完成日は令和4年3月18日であり、既に施設は供用開始されております。
JR大在駅自由通路の主な工事概要につきましては、自由通路新設延長9メートル、エレベーター設置2基、既設自由通路上屋新設などであり、協定金額は3億6,570万2,000円であり、完成予定日は令和4年3月25日となっております。
なお、両駅の
自由通路整備事業は現在精算手続に入っており、両自由通路の完成引取り検査は令和4年3月28日に行う予定であります。
検査終了後直ちに開放し、高齢者や障害者を含む全ての市民が安心・安全に駅の南北を通行できるようになります。
○
田島委員長
ただいま
執行部から報告がありましたが、委員の
皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
次に、大分市
高潮ハザードマップの作成について報告を受けます。
○
森本河川・
みなと振興課長
資料2を御覧ください。
初めに、大分市
高潮ハザードマップ作成の経緯でございます。
平成27年の水防法の改正により、都道府県に対し、想定し得る最大規模の高潮に係る浸水想定区域の指定が義務づけられましたことから、大分県が検証を行い令和3年6月に高潮浸水想定区域の指定と公表を行いました。
資料中左下の太線の枠内を御覧ください。検証に用いた気象の設定条件を記載しております。国内で過去に発生した最大規模の台風が、あらゆる方角から本市内を通過させた設定となっていまして、中心気圧は900ヘクトパスカル、移動速度は時速73キロメートルとしております。
資料上段を御覧ください。本市は、水防法の規定により大分県が公表した浸水想定区域を基とした
高潮ハザードマップの作成及び住民への周知が求められますことから、令和3年6月に
高潮ハザードマップの作成に着手いたしました。令和3年11月には市内2か所で
高潮ハザードマップの原案について説明会を開催し、市民から御意見を頂きました。詳細につきましては資料に記載のとおりです。また、現在、
高潮ハザードマップの印刷を行っているところであります。
今後、令和4年度に
高潮ハザードマップの公表を行い、令和4年6月1日号の市報と併せて配布を予定しており、各支所等施設の窓口でも転入者や希望者に無料配布を行う予定としております。また、
本市ホームページ上の地図情報サイトのおおいたマップにも、
高潮ハザードマップの情報を追加いたします。さらに、今回新たに作成する外国人向けの英語版
高潮ハザードマップは、
本市ホームページに掲載するとともに、おおいた国際交流プラザを通じて周知を行うこととしております。
次に、2、
高潮ハザードマップの特徴について御説明いたします。右側の図も併せて御覧ください。
高潮ハザードマップは、浸水想定区域となる市内沿岸部を7図郭に分けて作成しております。資料中段の図にありますとおり、大分県が公表した高潮浸水想定区域図を基に、本市で緊急避難場所や避難時の危険箇所等の情報を表示して作成しています。
下段の
高潮ハザードマップの凡例を御覧ください。高潮の浸水する深さを5段階に分け、配色は色覚障害者の方にも配慮した認識しやすい表示としております。また緊急避難場所につきましては、浸水区域内は赤色、区域外にあるものは緑色で表示しています。今回は高潮に特化して、沿岸部や河川の河口部にある防潮扉や陸閘門なども表示しています。
最後に英語版の表記につきましては、緊急避難場所のみ施設名を英語及び日本語で併記しております。
○
田島委員長
ただいま
執行部から報告がありましたが、委員の
皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
次に、令和2年度2年
災国町村第329
号萩原都市下水路災害復旧(その2)工事の繰越について報告を受けます。
○
森本河川・
みなと振興課長
資料3を御覧ください。
初めに、災害復旧工事の経緯についてです。
令和2年7月6日から8日にかけて、梅雨前線が九州地方付近に停滞し九州北部の広い範囲で記録的な大雨となり、多くの雨量観測所で観測史上最多の日雨量を記録しました。この大雨により、萩原都市下水路の護岸4か所が部分崩壊しました。
これを受け、同年10月8日に国の災害実地査定後に実施設計を行い、令和3年2月6日と5月21日に2回の入札を実施いたしましたが、応札者がなく入札不調となりました。その後、3回目の入札を7月1日に行った結果、請負業者が決定し、令和3年7月13日から令和4年2月10日までの期間を契約工期といたしたところです。現在は工期を3月31まで延長しております。
次に、2の災害復旧工事の概要です。
工事名は資料に記載のとおりでございます。
当該工事の施工場所は、大分市大字西ノ洲でございます。資料中右側上段の位置図を御覧ください。萩原都市下水路は日本製鉄株式会社大分製鉄所の敷地南側に位置しております。資料中赤色の部分が被災箇所であり、下段の写真が被災直後の状況写真となっております。
次に、工事概要ですが、護岸の復旧ブロック積み部分の総延長が1,173メートル、資料中総面積Aが558平方メートルでございます。事業費は当初6,575万8,000円としておりましたが、工法変更により3,000万円の増額変更を予定しております。
なお、工期は令和4年3月31日までとなっておりますが、工法変更による国及び大分県との協議期間も考慮し、令和4年8月30日まで工期変更を予定しています。なお、令和4年2月末現在での工事の進捗率は45%となっております。
最後に、繰越しの理由でございます。
資料中下段の図を御覧ください。当初、水路内の掘削部が粘性土と確認されたことから、大型土のう設置により止水を行い施工するように計画しておりましたが、3号及び4号箇所の基礎部を掘削したところ、当初の土質と異なり砂質土の存在が確認され、大型土のう下部からの浸透水を遮断することが困難となりました。このことから、矢板工法による止水が最良であるとの判断を行い、現在国及び大分県と工法や予算増額の変更協議を行っているところでございます。
変更承認後、速やかに護岸の復旧を行いますが、完了までおおむね4か月を要することから、予算の繰越しにより継続して取り組むものであります。
なお、資料中1号及び2号箇所の復旧は既に完了しております。
○
田島委員長
ただいま
執行部から報告がありましたが、委員の
皆さんから質問等はありませんか。
○
野尻委員
現在、国及び大分県と工法及び増額の変更について協議を行っているということは、まだ決定が出ていないということですか。
○
森本河川・
みなと振興課長
最終的な回答はまだ頂いておりませんが、内諾は頂いております。
○
野尻委員
工事金額の決定についてもこれからということですか。
○
森本河川・
みなと振興課長
そのとおりでございます。
○
田島委員長
ほかに質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
最後に、
市営住宅条例の一部改正について報告を受けます。
○
清水土木建築部次長兼
住宅課長
資料4を御覧ください。
今回の改正ですが、現行の大分
市営住宅条例の規定では県営住宅から
市営住宅への住み替えができないため、
市営住宅と県営住宅の相互住み替えの実現に向け実施するものでございます。
改正理由は、世帯員の増減や加齢、病気などによる身体機能低下等を理由とした公営住宅既存入居者の住み替えニーズに対応するためでございます。
改正内容でございますが、大分
市営住宅条例第5条第7号の現に
市営住宅等に入居している者を、現に公営住宅に入居している者と改めるものでございます。
なお、本条例改正案につきましては、令和4年第2回定例会で議案の上程を予定しております。
○
田島委員長
ただいま
執行部から報告がありましたが、委員の
皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
執行部からその他として何かありませんか。
○三代
道路維持課長
令和4年1月22日の日向灘を震源とする
地震により被災した、市道高崎山下海岸1号線の経過及び今後の対応について、口頭にて御報告申し上げます。
市道高崎山下海岸1号線は、大分マリーンパレス水族館うみたまごの外周に整備された全長660メートル、幅員10メートルの自転車及び
歩行者専用道路でございます。
地震発生当日、現地調査によって海岸の東側280メートル区間において護岸の変位及び路面の沈下を確認し、直ちに当該路線のバリケードにより全面通行止めを実施いたしました。
同月の28日から、被災原因を特定するため水中ドローンを使った海中調査、陸地では護岸付近のボーリング調査を開始しました。これらの調査結果から、護岸背面に不測の土圧や水圧が加わったことが被災原因であると判断したところでございます。
現在、国に災害復旧事業の申請を行っており、令和4年4月中旬に災害査定を予定しております。災害査定によって復旧方法や範囲、そして事業費が確定されますが、その費用につきましては、令和4年第2回定例会で補正予算として上程させていただく予定でございます。
なお、復旧工事の発注時期については令和4年8月を予定しております。
○
田島委員長
ただいま
執行部から報告がありましたが、委員の
皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
執行部から、そのほかに何かありませんか。
○
清水土木建築部次長兼
住宅課長
空家等対策計画について御報告申し上げます。
今年度見直しを行っております大分市空家等対策計画につきましては、令和3年第4回定例会の当
委員会におきまして、計画の主要部分となる第3章から第5章まで御説明申し上げたところでございます。
その後、令和4年1月4日から2月3日までの期間パブリックコメントを実施しましたところ、6組の方から貴重な御意見を頂きました。頂きました意見につきましては、今後空き家対策を進める上での参考にしてまいりたいと思っております。
また、書面開催となりました第5回大分市空家等対策協議会を経て、本計画の最終案が決定いたしました。本日は最終案の概要版を机上配布させて頂いておりますので、御確認いただきますようよろしくお願いいたします。なお、最終的に計画が完成し本編の製本が終わりましたら、改めて本編を配付させていただきたいと考えております。
○
田島委員長
ただいま
執行部から報告がありましたが、委員の
皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
そのほかに
執行部から何かありませんか。
〔「ありません」の声〕
○
田島委員長
委員の
皆さんからその他として何かありませんか。
○
野尻委員
個人住宅について、耐震補強や省エネ住宅への改良に係る補助金は、来年度予算計上していますか。
○
清水土木建築部次長兼
住宅課長
住宅の耐震関係の補助金につきましては、毎年、
都市計画部の所管として予算計上しております。
○
田島委員長
ほかに委員の
皆さんから何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
以上で
土木建築部の案件が全て終了いたしました。
ここで、3月末をもって退職される方から挨拶の申入れがありましたのでお願いします。
〔退職者挨拶〕
〔
委員長お礼の挨拶〕
○
田島委員長
ここで、私から1点報告があります。
報告の前に
説明員を退席させたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
それでは、
説明員は退席願います。
〔
土木建築部退席〕
○
田島委員長
令和4年2月3日の当
委員会における
自由討議のその後の経過について、報告します。
討議において安東副
委員長から提案のあった、JR九州の駅体制の見直しに対する
要望書の提出については、当
委員会から議長に対し、
要望書を提出する申入れを行うといった結論には至らなかったものの、委員の
皆さんから出された意見を議長へ報告することとしておりましたので、正副
委員長から議長に対し、その旨の報告を行いました。
その後、「今回の経過を踏まえ、今後、JR九州から新たな情報を得た際には、できる限り市議会に対しても状況提供を行うよう
執行部に求めた。
また、新しい駅体制の開始日までに本市議会や大分県市議会議長会から
要望書を提出することについては、今回の駅体制の変更がある程度JR九州の経営判断であると認められること、日程的にも困難であること、
建設常任委員会や会派間での意見の一致が図られていないことからも困難であると考える。
今後、
建設常任委員会において市民の声に耳を傾けつつ、駅の無人化が
大分県内で拡大しないように注意していただきたいと考えており、
委員会内で合意されれば、必要に応じて大分県市議会議長会等において協議していきたい」。
以上のとおり議長から回答を受けましたので、報告しておきます。
明日24日の
委員会開会は、午前9時半から開会の議会運営
委員会終了後になりますので、放送がありましたら
委員会室にお集まりください。
本日はこれにて散会します。
午前11時30分散会...