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  1. 大分市議会 2022-03-23
    令和 4年建設常任委員会( 3月23日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 4年建設常任委員会( 3月23日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時   令和4年3月23日(水)午前10時7分開議~午前11時30分散会 2.場所   第4委員会室 3.出席委員    委員長 田島 寛信  副委員長 安東 房吉    委 員 板倉 永紀  委  員 長田 教雄    委 員 福間 健治  委  員 松本 充浩    委 員 野尻 哲雄  委  員 大石 祥一    委 員 橋本 敬広   欠席委員    な し 4.説明員
      (土木建築部)    吉田土木建築部長渡邊土木建築部次長高瀬土木建築部次長、    分藤土木建築部次長道路建設課長清水土木建築部次長住宅課長、    安東土木管理課長、三代道路維持課長森本河川みなと振興課長、    兼澤建築課長清家土木管理課政策監中嶋建築課政策監岡本住宅課政策監、    高崎土木管理課参事池辺土木管理課参事、    浜田道路建設課参事三重野河川みなと振興課参事足立建築課参事、    三宮住宅課参事藤住宅課参事 5.事務局出席者    書記 金丸 慎太郎 6.審査案件等   (土木建築部)   【陳情】    新たに提出されたもの    令和4年陳情第1号 市道「顕徳古国府線」の約700mの区間の道路拡張及び歩道              設置に関する陳情 〔不採択〕    継続審査中のもの    令和3年陳情第3号 市営廻栖住宅跡地多目的広場として利活用するための施設              整備に関する陳情               〔撤回〕   【予算議案】    議第1号 令和4年度大分市一般会計予算              〔承認〕         第1条 歳入歳出予算             歳出 第8款 土木費                第1項 土木管理費                第2項 道路橋梁費市民部関係を除く。)                第3項 河川費                第5項 下水道費公共下水道事業会計繰出金を除く。)                第6項 住宅費                第9款  消防費のうち河川・みなと振興課関係         第2条 債務負担行為 第2表中             ・土木計画企画立案業務委託料             ・道路舗装事業             ・道路パトロール等業務委託料             ・宮尾川改良事業             ・大谷川改良事業             ・中尾川支川改良事業             ・奥原川改良事業    議第14号 令和3年度大分市一般会計補正予算(第7号)       〔承認〕         第1条 歳入歳出予算の補正             歳出 第8款 土木費                第1項 土木管理費                第2項 道路橋梁費                第3項 河川費                第11款 災害復旧費         第2条 繰越明許費の補正 第2表中         1追加    第8款 土木費                第1項 土木管理費                第11款 災害復旧費         2変更    第8款 土木費   【一般議案】    議第41号 市道路線の認定について                 〔承認〕    議第42号 損害賠償の額の決定並びに示談について          〔承認〕   【報告事項】    ①日豊本線高城駅・大在駅自由通路整備事業について    ②大分高潮ハザードマップの作成について    ③令和2年度2年災国町村第329号萩原都市下水路災害復旧(その2)工事の繰越     について    ④市営住宅条例の一部改正について    ⑤その他                 会議の概要                              令和4年3月23日                              午前10時7分開議 ○田島委員長   ただいまから建設常任委員会を開催いたします。  本日は傍聴者がおられるようですが、傍聴者遵守事項を守っていただきますようお願いいたします。  最初に、審査日程についてお諮りいたします。  お手元に配付しております日程案のとおり、本日23日は土木建築部、24日は都市計画部、25日は上下水道局の案件について審査を行いたいと考えていますが、この日程案でよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   それでは、日程案に従い審査を行います。  審査に当たり、執行部出席者については、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、申合せに基づき、改めて議案及び質疑、質問に関係する説明員に限定し調整しております。  また、本日は出席者のマスクの着用を認めておりますので、御了承をお願いします。  ここで、審査に入る前に、委員会運営について2点確認しておきます。  1点目は自由討議についてです。委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等につきましては、委員会において決定したいと思います。  議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いします。  2点目は反問権についてです。本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いします。  それでは、審査日程に従いまして、土木建築部の案件について審査を行います。  ここで、吉田土木建築部長から発言の申出がありましたので、これを許可します。 ○吉田土木建築部長   最近の諸事情及び今回御提案いたしております議案につきまして御説明いたします。  まず、昨今の大分県内経済情勢についてでございますが、日本銀行大分支店令和4年2月公表の大分県内景気動向総論では、大分県内の景気は持ち直しの動きが鈍化しているとし、前月判断、一部に弱さが残るものの緩やかに持ち直しているから引下げとしています。また、先行きにつきましては、新型コロナウイルス感染症の動向が企業の収益動向等に与える影響などに注視していく必要があるとしています。  今年に入り本市でも新型コロナウイルス感染症の感染が急激に拡大し、現在も予断を許さない状況が続く中、土木建築部といたしましては、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い住まいの確保が困難になった方に対して、一時的に使用できる市営住宅の提供などの支援を引き続き行ってまいりますとともに、今後も道路の改良や通学路等交通安全対策のほか、橋梁、トンネル、市営住宅維持補修などの社会資本整備を国の交付金等を積極的に活用しながら進め、受注環境についても配慮し適正な工期設定に努めるなど、経済の下支えとなるよう引き続き努力してまいりたいと考えております。  それでは、今回御提案いたしております議案ですが、議第1号令和4年度大分市一般会計予算、議第14号令和3年度大分市一般会計補正予算第7号、議第41号市道路線の認定について、議第42号損害賠償の額の決定並びに示談についての4件でございます。  また、報告事項といたしましては、日豊本線高城駅・大在駅自由通路整備事業についてほか3件の計4件、その他として2件ございます。  詳細につきましては、後ほど担当課長よりから説明させますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○田島委員長   これより審査に入ります。  初めに、今回新たに提出されました令和4年陳情第1号市道顕徳古国府線の約700mの区間の道路拡張及び歩道設置に関する陳情の審査を行います。  執行部から、補足説明などがあればお願いします。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   お手元に配付しております令和4年陳情第1号補足資料は、市道顕徳古国府線のうち、今回提出された陳情の対象である約700メートルの区間を示した図面でございます。
     土木建築部において道路改良などの要望を受ける際、道路拡幅歩道整備に必要な用地の提供を伴う場合においては、地元自治会の総意と併せて、道路沿線地権者の理解と協力が最も重要となりますことから、市道顕徳古国府線道路拡張及び歩道設置に対しては、地元自治会からの要望書道路沿線地権者全ての用地提供者に対する同意書を提出していただくことが必須となります。  本陳情に係る約700メートルの区間内には、上野町、六坊町、上野丘東、上野丘西、古国府東、古国府、広瀬町、元町の8自治会がございます。  陳情提出者は、道路建設課にこれまで3回お見えになり、市道顕徳古国府線都市計画道県庁前古国府線整備計画などについてお問合せを受けております。その内容は、土木建築部では平成30年度から大分県立芸術文化短期大学周辺歩道整備工事を実施しておりましたことから、市道顕徳古国府線の今後の道路拡幅の見込みについて等でした。  また、陳情提出者御本人には大分県立芸術文化短期大学周辺歩道整備工事は、市道顕徳古国府線全線拡幅とは異なる事業であることを説明し、全線拡幅を要望するためには、地元自治会からの要望書沿線地権者用地提供に対する同意書の提出が必要であることなどを説明いたしました。  なお、現在、関係自治会から要望書等の提出はございません。 ○田島委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   補足資料中の青線で表示されている整備済みの箇所の経過を説明してください。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   大分県立芸術文化短期大学周辺の整備は、当時、大分県立芸術文化短期大学が第33回国民文化祭・おおいた2018の拠点となったことから、大分県から大型バス大分県立芸術文化短期大学の敷地内へ乗り入れできるように整備してもらいたいとの依頼を受け、整備に必要な用地の無償提供を条件に、歩道整備を行っております。 ○福間委員   補足資料中の青線の道路拡幅部分は、大分県立芸術文化短期大学周辺地権者が所有している用地の無償提供によって整備されたということですか。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   道路の拡幅に要した用地は、全て大分県立芸術短期大学の敷地内でございます。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○安東副委員長   仮に残りの部分の拡張工事を行うとなった際には、地権者は用地を無償提供せざるを得ないのですか。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   地元自治会からも要望書が出された上で、国の事業等を活用できるかどうか、その内容によって無償、あるいは有償について検討させていただきたいと考えております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   基本的には、地域の皆さんが土地を出し合って道路を拡張している事例をたくさん知っていますが、本陳情に係る区画の整備について、国庫補助事業の活用や買収方式を実施するためには、どの辺をクリアする必要があるのですか。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   国の事業を活用する場合は、事業の年次計画をしっかりと立てる必要がございますが、当該市道の沿線の地権者用地買収や提供に応じてくださらない場合は、事業自体がストップすることになります。事業をスタートさせてから事業が停止することのないように、事前に同意を得ることができれば、クリアできるものと考えております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   これより討論に入ります。討論はありませんか。 ○安東副委員長   執行部の説明からも分かるように、地元の同意が大きな条件になってきますが、地元の意向も現段階では出ていない状況であります。当該市道の幅員が狭いことは重々承知しています。乗用車歩行者、自転車など、当該市道を通行される方はそれぞれ苦労しながら通行されていると思いますが、道路幅員が狭いことでゆっくり通行せざるを得ないことから、逆に事故が発生しづらい状況であると考えることもできます。だからこそ、地元の方々がどう考えられているのかが大事になってきますし、地権者にとっては、所有している用地を買収してくれるのか、もしくは無償提供になるのか。その辺が非常に心理的な課題として影響があると思います。仮に買収になったとしても、地権者が十分納得できる買収内容になるのかという課題もあります。過去には様々な道路で中途半端に敷地が取られて、他の土地に移りたくても移転できないとか、そのような補償内容になってしまったなど、様々な問題が発生した経過もあることから、簡単には地権者の同意は得られないと思います。  このような状況も考慮すると、やはりどうしても地元の同意を取り付ける必要があります。陳情者のお気持ちも分かりますが、今のところ地元の同意がないことから、本陳情は不採択と判断してはどうでしょうか。 ○田島委員長   ほかに討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   それでは、これより採決をいたします。  念のために申し上げます。挙手されない方は採択に反対、すなわち不採択ということになりますので、御承知ください。  では、本件を採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕 ○田島委員長   賛成者の挙手がございませんでしたので、本件は不採択とすることに決定いたしました。  次に、継続審査中である令和3年陳情第3号市営廻栖住宅跡地多目的広場として利活用するための施設整備に関する陳情の審査を行います。  本件につきましては、陳情者から令和4年2月15日付で取下げ届が提出されましたので、これを了承したいと思いますが、これに御異議はありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   それでは、取下げを了承いたします。  続いて、予算議案の審査を行います。  予算議案の審査の際には、昨年の決算審査特別委員会における事務事業評価結果、要望事項等、出された意見に対する予算編成への反映状況について、執行部に説明を求めますのでよろしくお願いします。  また、委員の皆さんのお手元には、執行部から提出があった令和3年度事務事業評価結果に対する対応状況等をお配りしていますので、御確認ください。  なお、参考までに昨年の決算審査特別委員会要望事項をお配りしていますので、併せて御確認ください。  それでは、予算議案の議第1号令和4年度大分市一般会計予算第1条歳入歳出予算、歳出第8款土木費のうち土木建築部所管分及び第9款消防費のうち河川・みなと振興課関係の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○安東土木管理課長     〔説明書②358ページ~ 第8款土木費のうち土木建築部所管分、     説明書②432ページ~ 第9款消防費のうち河川・みなと振興課関係について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。 ○野尻委員   説明書②359ページの地籍調査事業について、令和4年度の調査対象地域はどちらですか。 ○安東土木管理課長   令和4年度の調査予定につきましては、勢家町1丁目から4丁目、王子町ほかを予定しております。また、昨年度調査を実施した佐賀関地区、住吉町、勢家町、千代町、生石港町等につきましては、令和4年度から次の工程の調査に入ることとしております。 ○野尻委員   防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策について、国は年間3兆円ずつ5年間で合計約15兆円もの費用を計上して実施することと決定していますが、それに対する大分市としての取組は今回の当初予算案に反映されていますか。また、市からその旨の申請を行っていますか。 ○安東土木管理課長   防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策につきましては、地籍調査事業のほか、道路整備事業等も含め、該当する事業を列記して大分県に対して申請を提出するとともに、しっかりと予算を確保するよう努めております。 ○野尻委員   該当する事業のリストの提供をお願いします。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○長田委員   昨年の決算審査特別委員会事務事業評価の結果について、道路舗装事業(単独)の予算は今回かなり増額されています。この増額によってこれまでの問題は解決できますか。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   当該事業に係る令和4年度予算案につきましては、単独事業区分及び公共事業区分を合わせ、道路舗装費全体の予算額を令和3年度予算額の12億8,000万円から合計で2億9,500万円ほど増額計上しております。今回の予算案規模を毎年確保できるかどうかにつきましては、今後、財政課との協議が必要になりますが、この規模の予算額を確保しながら、大型団地内等道路舗装について大規模な金額で工事発注を行うことによって、経費節減を図りながら事業を進めてまいりたいと考えております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。 ○福間委員   住宅等ストック対策推進事業に関連して4つの事業が展開されていますが、事業実績も上げておられて非常にいい事業であると評価しています。令和3年度に各事業を利用された市民からいただいた、喜びの声や今後に生かすべき教訓等がもしあれば、今後の参考になると思うので、後でも構いませんから資料の提供をお願いします。 ○清水土木建築部次長住宅課長   委員御指摘のとおり、中古住宅で始める子育て応援事業等につきましては、多くの市民に好評を得ていることから、例えば、大きな一軒家で伸び伸びと子育てをしていただくような体験談を、アンケート等を通じて本市ホームページで公開し、市民の皆様にお伝えするといった形をとり、さらに当該事業の発展につなげていきたいと考えております。 ○田島委員長   ほかに質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、第2条債務負担行為、第2表中、土木建築部所管分の審査を行います。 ○安東土木管理課長     〔説明書②546ページ~ 第2条債務負担行為について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕
    田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、議第14号令和3年度大分市一般会計補正予算第7号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第8款土木費のうち土木建築部所管分及び第11款災害復旧費の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○安東土木管理課長     〔説明書⑤26ページ~ 第8款土木費のうち土木建築部所管分について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  次に、第2条繰越明許費の補正第2表中、1追加、第8款土木費のうち土木建築部所管分及び第11款災害復旧費、2変更、第8款土木費の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○安東土木管理課長     〔予算書④4ページ~ 繰越明許費の補正について説明〕 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、一般議案の議第41号市道路線の認定について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○安東土木管理課長   議案書の議41の1ページを御覧ください。  今回認定いたしたい市道路線は、二又町二丁目1号線ほか1路線でございます。表には路線名、起点及び終点を記載しております。  議41の2ページを御覧ください。  市道二又町二丁目1号線は、開発行為の帰属に伴い認定するものでございます。袋状道路でございますが、認定基準を満たしております。  次に、議41の3ページを御覧ください。  市道横尾38号線は、開発行為の帰属に伴い認定するものでございます。袋状道路でございますが、市道認定基準を満たしております。  今回の認定によりまして、市道路線は7,933本から2路線増えまして合計7,935本となり、総延長は2,480キロメートルと551メートルとなります。 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第42号、損害賠償の額の決定並びに示談について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○安東土木管理課長   議案書の議42の1ページを御覧ください。  本議案は、令和3年10月2日に大分市大字杉原市道中戸次吉野線において発生した車両損傷事故に係るものでございます。  今回相手方と仮示談を取り交わしたことから、損害賠償額の決定と示談についての御承認をいただきたく本案を提出するものでございます。  まず、1、賠償の相手方は、議案書に記載のとおりでございます。  2、賠償金額は176万7,865円でございます。  事故の概要といたしましては、令和3年10月2日の午後7時15分頃、大分市大字杉原1,313番5地先の市道中戸次吉野線上において、本市が管理している同市道ののり面約4メートル上方にあった樹木が根腐れを起こし、相手方普通乗用車当該市道上を走行していた際に倒れて落下したことにより車両を損傷したものでございます。なお、落下した樹木の大きさは、大きい部分で直径30センチメートル、長さ約15メートルでございます。  このたび本市が提示した賠償額相手方が了承されたことから、仮示談に至ったところでございます。  次に、賠償金額の内訳でございますが、修理に係る車両損害額が176万7,865円でございます。過失割合については、本市の過失割合が10割で協議が調っておりますので、大分市の損害賠償額といたしましては176万7,865円でございます。  事故の原因といたしましては、樹木の寿命または病害虫などによる樹木の根の損傷により、倒木が発生したものと思われます。  事故後の対策といたしましては、当該路線はもちろんのこと、周辺の市道路線もパトロールを行いましたが、危険な樹木等はありませんでした。今後は危険性がある樹木を発見した場合は、応急処置や伐採など行ってまいりたいと考えております。 ○田島委員長   ただいま執行部から説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。  以上で、当委員会に付託されました土木建築部所管分の審査は終了いたしました。  ここで、申出により執行部から報告を受けたいと思います。  まず、日豊本線高城駅・大在駅自由通路整備事業について報告を受けたいと思います。 ○分藤土木建築部次長道路建設課長   資料1を御覧ください。  資料左側にJR高城駅自由通路、右側にJR大在駅自由通路、また、工事着手前及び令和4年3月16日時点の状況写真を掲載しております。  本事業は、高齢者、障害者などの移動等の円滑化の促進に関する法律の基本方針に基づき、九州旅客鉄道株式会社が行う鉄道駅のバリアフリー化に併せて、JR高城駅及びJR大在駅の南北をつないでいる大分市が管理する自由通路をバリアフリー化のため整備するものでございます。  JR高城駅自由通路整備工事は令和元年第4回定例会において、また、JR大在駅自由通路整備工事は令和2年第1回定例会において、九州旅客鉄道株式会社と工事委託契約を行うことを御承認いただき、両整備工事とも契約工期は令和4年3月31日までとなっております。  JR高城駅自由通路の主な工事概要につきましては、自由通路新設延長26.3メートル、エレベーター設置2基、既設自由通路撤去などであり、協定金額は5億9,158万8,000円であります。完成日は令和4年3月18日であり、既に施設は供用開始されております。  JR大在駅自由通路の主な工事概要につきましては、自由通路新設延長9メートル、エレベーター設置2基、既設自由通路上屋新設などであり、協定金額は3億6,570万2,000円であり、完成予定日は令和4年3月25日となっております。  なお、両駅の自由通路整備事業は現在精算手続に入っており、両自由通路の完成引取り検査は令和4年3月28日に行う予定であります。  検査終了後直ちに開放し、高齢者や障害者を含む全ての市民が安心・安全に駅の南北を通行できるようになります。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、大分市高潮ハザードマップの作成について報告を受けます。
    森本河川みなと振興課長   資料2を御覧ください。  初めに、大分市高潮ハザードマップ作成の経緯でございます。  平成27年の水防法の改正により、都道府県に対し、想定し得る最大規模の高潮に係る浸水想定区域の指定が義務づけられましたことから、大分県が検証を行い令和3年6月に高潮浸水想定区域の指定と公表を行いました。  資料中左下の太線の枠内を御覧ください。検証に用いた気象の設定条件を記載しております。国内で過去に発生した最大規模の台風が、あらゆる方角から本市内を通過させた設定となっていまして、中心気圧は900ヘクトパスカル、移動速度は時速73キロメートルとしております。  資料上段を御覧ください。本市は、水防法の規定により大分県が公表した浸水想定区域を基とした高潮ハザードマップの作成及び住民への周知が求められますことから、令和3年6月に高潮ハザードマップの作成に着手いたしました。令和3年11月には市内2か所で高潮ハザードマップの原案について説明会を開催し、市民から御意見を頂きました。詳細につきましては資料に記載のとおりです。また、現在、高潮ハザードマップの印刷を行っているところであります。  今後、令和4年度に高潮ハザードマップの公表を行い、令和4年6月1日号の市報と併せて配布を予定しており、各支所等施設の窓口でも転入者や希望者に無料配布を行う予定としております。また、本市ホームページ上の地図情報サイトのおおいたマップにも、高潮ハザードマップの情報を追加いたします。さらに、今回新たに作成する外国人向けの英語版高潮ハザードマップは、本市ホームページに掲載するとともに、おおいた国際交流プラザを通じて周知を行うこととしております。  次に、2、高潮ハザードマップの特徴について御説明いたします。右側の図も併せて御覧ください。  高潮ハザードマップは、浸水想定区域となる市内沿岸部を7図郭に分けて作成しております。資料中段の図にありますとおり、大分県が公表した高潮浸水想定区域図を基に、本市で緊急避難場所や避難時の危険箇所等の情報を表示して作成しています。  下段の高潮ハザードマップの凡例を御覧ください。高潮の浸水する深さを5段階に分け、配色は色覚障害者の方にも配慮した認識しやすい表示としております。また緊急避難場所につきましては、浸水区域内は赤色、区域外にあるものは緑色で表示しています。今回は高潮に特化して、沿岸部や河川の河口部にある防潮扉や陸閘門なども表示しています。  最後に英語版の表記につきましては、緊急避難場所のみ施設名を英語及び日本語で併記しております。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   次に、令和2年度2年災国町村第329号萩原都市下水路災害復旧(その2)工事の繰越について報告を受けます。 ○森本河川みなと振興課長   資料3を御覧ください。  初めに、災害復旧工事の経緯についてです。  令和2年7月6日から8日にかけて、梅雨前線が九州地方付近に停滞し九州北部の広い範囲で記録的な大雨となり、多くの雨量観測所で観測史上最多の日雨量を記録しました。この大雨により、萩原都市下水路の護岸4か所が部分崩壊しました。  これを受け、同年10月8日に国の災害実地査定後に実施設計を行い、令和3年2月6日と5月21日に2回の入札を実施いたしましたが、応札者がなく入札不調となりました。その後、3回目の入札を7月1日に行った結果、請負業者が決定し、令和3年7月13日から令和4年2月10日までの期間を契約工期といたしたところです。現在は工期を3月31まで延長しております。  次に、2の災害復旧工事の概要です。  工事名は資料に記載のとおりでございます。  当該工事の施工場所は、大分市大字西ノ洲でございます。資料中右側上段の位置図を御覧ください。萩原都市下水路は日本製鉄株式会社大分製鉄所の敷地南側に位置しております。資料中赤色の部分が被災箇所であり、下段の写真が被災直後の状況写真となっております。  次に、工事概要ですが、護岸の復旧ブロック積み部分の総延長が1,173メートル、資料中総面積Aが558平方メートルでございます。事業費は当初6,575万8,000円としておりましたが、工法変更により3,000万円の増額変更を予定しております。  なお、工期は令和4年3月31日までとなっておりますが、工法変更による国及び大分県との協議期間も考慮し、令和4年8月30日まで工期変更を予定しています。なお、令和4年2月末現在での工事の進捗率は45%となっております。  最後に、繰越しの理由でございます。  資料中下段の図を御覧ください。当初、水路内の掘削部が粘性土と確認されたことから、大型土のう設置により止水を行い施工するように計画しておりましたが、3号及び4号箇所の基礎部を掘削したところ、当初の土質と異なり砂質土の存在が確認され、大型土のう下部からの浸透水を遮断することが困難となりました。このことから、矢板工法による止水が最良であるとの判断を行い、現在国及び大分県と工法や予算増額の変更協議を行っているところでございます。  変更承認後、速やかに護岸の復旧を行いますが、完了までおおむね4か月を要することから、予算の繰越しにより継続して取り組むものであります。  なお、資料中1号及び2号箇所の復旧は既に完了しております。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○野尻委員   現在、国及び大分県と工法及び増額の変更について協議を行っているということは、まだ決定が出ていないということですか。 ○森本河川みなと振興課長   最終的な回答はまだ頂いておりませんが、内諾は頂いております。 ○野尻委員   工事金額の決定についてもこれからということですか。 ○森本河川みなと振興課長   そのとおりでございます。 ○田島委員長   ほかに質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   最後に、市営住宅条例の一部改正について報告を受けます。 ○清水土木建築部次長住宅課長   資料4を御覧ください。  今回の改正ですが、現行の大分市営住宅条例の規定では県営住宅から市営住宅への住み替えができないため、市営住宅と県営住宅の相互住み替えの実現に向け実施するものでございます。  改正理由は、世帯員の増減や加齢、病気などによる身体機能低下等を理由とした公営住宅既存入居者の住み替えニーズに対応するためでございます。  改正内容でございますが、大分市営住宅条例第5条第7号の現に市営住宅等に入居している者を、現に公営住宅に入居している者と改めるものでございます。  なお、本条例改正案につきましては、令和4年第2回定例会で議案の上程を予定しております。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   執行部からその他として何かありませんか。 ○三代道路維持課長   令和4年1月22日の日向灘を震源とする地震により被災した、市道高崎山下海岸1号線の経過及び今後の対応について、口頭にて御報告申し上げます。  市道高崎山下海岸1号線は、大分マリーンパレス水族館うみたまごの外周に整備された全長660メートル、幅員10メートルの自転車及び歩行者専用道路でございます。地震発生当日、現地調査によって海岸の東側280メートル区間において護岸の変位及び路面の沈下を確認し、直ちに当該路線のバリケードにより全面通行止めを実施いたしました。  同月の28日から、被災原因を特定するため水中ドローンを使った海中調査、陸地では護岸付近のボーリング調査を開始しました。これらの調査結果から、護岸背面に不測の土圧や水圧が加わったことが被災原因であると判断したところでございます。  現在、国に災害復旧事業の申請を行っており、令和4年4月中旬に災害査定を予定しております。災害査定によって復旧方法や範囲、そして事業費が確定されますが、その費用につきましては、令和4年第2回定例会で補正予算として上程させていただく予定でございます。  なお、復旧工事の発注時期については令和4年8月を予定しております。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   執行部から、そのほかに何かありませんか。 ○清水土木建築部次長住宅課長   空家等対策計画について御報告申し上げます。  今年度見直しを行っております大分市空家等対策計画につきましては、令和3年第4回定例会の当委員会におきまして、計画の主要部分となる第3章から第5章まで御説明申し上げたところでございます。  その後、令和4年1月4日から2月3日までの期間パブリックコメントを実施しましたところ、6組の方から貴重な御意見を頂きました。頂きました意見につきましては、今後空き家対策を進める上での参考にしてまいりたいと思っております。  また、書面開催となりました第5回大分市空家等対策協議会を経て、本計画の最終案が決定いたしました。本日は最終案の概要版を机上配布させて頂いておりますので、御確認いただきますようよろしくお願いいたします。なお、最終的に計画が完成し本編の製本が終わりましたら、改めて本編を配付させていただきたいと考えております。 ○田島委員長   ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   そのほかに執行部から何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○田島委員長   委員の皆さんからその他として何かありませんか。 ○野尻委員   個人住宅について、耐震補強や省エネ住宅への改良に係る補助金は、来年度予算計上していますか。 ○清水土木建築部次長住宅課長   住宅の耐震関係の補助金につきましては、毎年、都市計画部の所管として予算計上しております。 ○田島委員長   ほかに委員の皆さんから何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○田島委員長   以上で土木建築部の案件が全て終了いたしました。  ここで、3月末をもって退職される方から挨拶の申入れがありましたのでお願いします。    〔退職者挨拶〕    〔委員長お礼の挨拶〕 ○田島委員長   ここで、私から1点報告があります。  報告の前に説明員を退席させたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○田島委員長   それでは、説明員は退席願います。  〔土木建築部退席〕 ○田島委員長 
     令和4年2月3日の当委員会における自由討議のその後の経過について、報告します。  討議において安東副委員長から提案のあった、JR九州の駅体制の見直しに対する要望書の提出については、当委員会から議長に対し、要望書を提出する申入れを行うといった結論には至らなかったものの、委員の皆さんから出された意見を議長へ報告することとしておりましたので、正副委員長から議長に対し、その旨の報告を行いました。  その後、「今回の経過を踏まえ、今後、JR九州から新たな情報を得た際には、できる限り市議会に対しても状況提供を行うよう執行部に求めた。  また、新しい駅体制の開始日までに本市議会や大分県市議会議長会から要望書を提出することについては、今回の駅体制の変更がある程度JR九州の経営判断であると認められること、日程的にも困難であること、建設常任委員会や会派間での意見の一致が図られていないことからも困難であると考える。  今後、建設常任委員会において市民の声に耳を傾けつつ、駅の無人化が大分県内で拡大しないように注意していただきたいと考えており、委員会内で合意されれば、必要に応じて大分県市議会議長会等において協議していきたい」。  以上のとおり議長から回答を受けましたので、報告しておきます。  明日24日の委員会開会は、午前9時半から開会の議会運営委員会終了後になりますので、放送がありましたら委員会室にお集まりください。  本日はこれにて散会します。                              午前11時30分散会...